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超一流ビジネスパーソン田端信太郎は、なぜキモいハロオタをしているのか

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田端 6月に卒業する佐々木莉佳子も、ワンチャン韓国へ行くんじゃないかとも思っていて。僕としては、佐々木莉佳子や元Juice=Juiceの高木紗友希には行ってほしいし、若くて才能があるメンバーも韓国へ行った方がいいんじゃないかなと。OCHA NORMAの石栗奏美なんか一番向いてると思うし、つばきの豫風瑠乃もいいですね。もちろん、笠原が卒業するときにかみこが言っていた「桃奈の夢を一緒に叶えたかった」という気持ちもすごく分かる。僕の一番の願いは、ME:Iもアンジュルムも売れて、紅白で再会することですね。

――長くアイドルをしていると譜久村のように叩かれ、笠原みたいに辞めると裏切りと叩かれ。

田端 アイドルって、頭がいい子ほど長続きしないですよね。元乃木坂の橋本奈々未が「私はアイドルにまったく向いていない」って語っているのを見ても思った。めちゃくちゃ、内省がきついんですよ。内省がきつい子にとって、アイドルという職業はつらい。ブログの文章も、まじめな長文を書く子より、バカみたいなことを3行ぐらい書いてる子の方が長続きする(笑)。

――大丈夫ですか? また、燃えないですか?

田端 加賀楓がモーニングを卒業するときも、「有望な中堅が辞めていくダメな大企業そのもの」みたいなことをXで言ったら、案の定、火が着いた。加賀の件も笠原の件も、地続きだと思うんですよね。2人とも人気も実力もあって、グループ内で干されていたわけでもない。自分の人生を真剣に考え、「ここにいてもしょうがない」と思わせてしまった。僕ですら考えるんだから、メンバー自身が考えてしまうのは当然です。

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こうすればハロプロは売れる

――アイドルオタクの心情というのは複雑で、推しに売れてほしい気持ちと、今のままずっと囲っておきたい気持ちが同居しています。

田端 どっちの気持ちも分かりますね。ただ、「上を目指したけど、結果ここまでだった」というのと、「はじめから、ここまででいい」というのはまったく違う。そういった意味では、最近のハロプロは、良くも悪くもお嬢様軍団化していて、かつてのようなギラギラ感がない。伝統芸能化していて、ハングリーに「売れたい」と思っている子は少ないように感じますね。

――黄金期との違いで言えば、現在のハロプロは「接触イベント」に依存する仕組みになっています。

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