テレビなどのメディアで意味なく裸になるといえば、金子賢。俳優であるはずの彼はボディビルの大会に出るため、週5日から6日は筋トレをしているらしい。
ていうか、芝居の勉強しているヒマねぇ～。ていうか、芝居の仕事をしているヒマねぇ～。
鈴木亮平を始め西島秀俊や阿部寛などは役作りでマッチョになることがあるが、それは本業のためなのだから当然として、本業と関係なくマッチョになる人ほど痛々しいものはない。
GACKTなどは元々、ビジュアル系バンドのボーカルであり、見た目の美しさを保つために鍛えるのはファンも望んでいることで、ある意味、本業のひとつなのだろう。それに対して、同じ歌手でいうと、問題なのは長渕剛になるだろう。
マッチョは万能だという信仰心
御年61歳である彼は2017年の8月、インスタに鍛え抜かれた上半身を公開し……。
「日本武道館目指し肉体強化だ!!! かいた汗は、絶対、裏切らない！ ８月22日！ 待ってろ！」と気合いを込めている。
いやいや、アンタが武道館でやるのは格闘技じゃなくて音楽のライブですよ！
長渕は30代後半のときに体調を崩してツアーを回りきれなかったことが、身体を鍛え始めたきっかけだと語っている。恐らくそれは1994年のことであろう。ちなみに翌1995年1月24日、38歳のときに大麻取締法違反で逮捕されている。長渕は「肉体が出来てくれば精神も付いてくるから」と語っているが、鍛えることで何かを克服したのかもしれない。まあ、いずれにしても……。
歌い手にその筋肉は必要ないでしょ。ねぇねぇ。
こんなことを言うと長渕ファンは「マッチョだろうが歌が良ければ関係ねぇだろ！」と息巻くかもしれないが、長渕はこんなことを言っているのをご存じか？
