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梶原麻衣子が語る〝ネトウヨ〟&〝サヨク〟の問題点と両者の対話の可能性

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梶原 連載の担当をしていた時に石原さんから、終戦直後の『ニューヨーク・タイムズ』かなんかに日本の軍国主義をアメリカが治療する風刺絵が載ってると聞いたんです。それを国会図書館に探しに行ったんですけど見つからなくて、石原さんに「見つからないんですけど本当に『ニューヨーク・タイムズ』でしたか?」って訊いたら「なんでそんなにこだわってんだ」って言われて、「そんなひどい絵が描かれてるんだったら見たいですよ」って言ったのがきっかけだと思います。秘書の方にも「あの右翼の女の子に電話して」みたいに言ってたらしいです。

――頼もしい担当編集ですね。

梶原 ちょうど石原さんと2人で喋ってる時に、石原さんが戦前右翼の大物の末裔に「テロはお前らいつやるんだ」って聞いたら「準備してますけどまだ機が熟してません」みたいに言われたと聞いて、つい「私も男に生まれていたら……」って言ったせいかもしれません。あんまりそういう話をすると“本当の人”だと思われそうですが……。

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“アイドル”安倍晋三への想い

――月刊『Hanada』編集部ではみんな政治の話をするんですか?

梶原 雑誌の企画を出さないといけないので話します。私は安倍さんの後継者を考える「ポスト安倍」の記事をよく提案していたのですが、「安倍推し」の編集長が安倍政権後のことなんて考えたくなかったのでしょう、採用されなかったです。

――でも安倍さんを褒める記事で雑誌はすごく売れていたわけで、「売れるのが正義」と思わずに編集者としての志を持ち続けたのがすごいですよね。

梶原 一番売れてた時は公称13万部でしたからね。でも自分自身が雑誌読者だったので、雑誌には正しい情報を教えてほしいし、読んだ人の世界が広がってほしいし、こんな話もあったのかって驚きとか、やっぱりそういうのがほしかったんです。安倍さんがすごいって話ばかりしてても仕方ないと思ってたけど、雑誌を売るって判断では花田さんが正しかったとは思います。でも読者から「保守の立場から正しいことを教えてくれる雑誌だと思ってたのに、安倍政権になってから褒めるばっかりでもう私は購読をやめます」って手紙が届いた時は泣きましたよね。自分と同じ考えの読者がいるのに、その人にはもう届かないわけだから。

――そんな梶原さんも『「“右翼”雑誌」の舞台裏』では、YOASOBIの『アイドル』を聴くと安倍さんのことを連想せざるを得ないと書かれていて衝撃でした。

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