あくまで印象にすぎないのだけれども、麻生の血縁に支給される皇族費が増えたということが、麻生が便宜をはかったのではないかという印象を与えているところがある。
その麻生が皇室典範の改正に力を入れていること、改正案に結婚後も女性皇族は希望があれば皇室に残れるという内容が含まれていることで、姪が結婚しても皇族費がもらえるように便宜をはかったのではないかという疑惑を持つ人も出るだろう。
理由としては公務にあたれる皇族の確保みたいなことがあげられているが、その理由を納得する人がどれだけいるかは別のはなしである。
あと、瑶子女王という人は皇室を好む人に受け入れられないだろうアメリカナイズされた服装や行動が目立つ人で、過去にもそのことで叩かれていたが、今回のことで注目を浴び、麻生の姪ということも含めて叩かれることが増えている。
この人がもらえる皇族費は別に増えたわけではないし、遊んで回っているかどうかもわからないのだけれど。
麻生の息のかかった旧宮家の人間を自分と縁が深い三笠宮家に養子にいれたり、そことさらに婚姻を結ぶことで藤原氏や平家のように皇室を麻生一族で牛耳ることだって可能になるわけで、利益を享受できる可能性のある関係性の彼が改正に関わっているのは皇室を私物化しようとしているようにも見えるので非常に感じが良くない。
普段から麻生は感じの悪い言動が多いというのはおいといてでもある。
あと、あくまでそういう悪イメージが世間に生まれるという話をしているので、「それは無理」とか「事実はこう」とかわざわざ私に言ってこなくても結構です。
前述の竹田氏にしても宮家に養子に入って自分が天皇になろうとか、子供を養子に入れて天皇にしようとしているのではないかと思っていそうに見る人もいるわけで非常に感じがよくない。この連載でも過去に触れたことがあるので、彼がどういうことを言ってきた人間だとかわざわざ書かないが、本当に彼や彼が影響力を持つ人間が皇室に入って欲しくないと個人的には思う。
皇室に漠然とした好意を持つ、特に政治に興味のないどちらかというと自民党を支持しているような人たちが自民党に反感を持つようなことをやっているわけで、この改正皇室典範が高市政権にとって消費税減税中止と増税に次いで大きなダメージとなるのでは。麻生も嫌われ度が増すと思うし。
今の皇室、そこに属している人が持たれている好意や敬意は彼ら一人一人によって戦後長年かけて育まれたもので、それは記紀でどう書いてあるとか関係のない彼らの振る舞いで生まれてきたものである。
生まれたときから良き皇室の一員であるように育てられ、自由が制限される中で幼い頃からそう振舞ってきたから生まれたものだ。
それを誰だか知らない人が急に皇族になっても民衆に支持されるかどうか。
海外にしても、そういう人に公務で来られても有難みを感じてくれるかどうか疑わしいものだ。
旧宮家の人たちにしても、大半の人は皇室のような不自由な関係に戻りたくはないだろう。戻りたがるのはよほどの風変りな野心家だけなのでは。そういう人も困ると思うのだ。
