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眞子さん出産、佳子さま、悠仁さま…皇室のストーカーと化したマスゴミたち

社会
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今年5月に報じられた、元皇族・小室眞子さんの第一子出産。ただひたすらにめでたい報せだが、これを“皇位騒動”へと歪曲するメディアたちがいる。佳子さま、悠仁さまについても同様、悪意ある報道が繰り返される。反論できぬ皇族を安全な場所から叩き、差別とゴシップを量産する報道の劣化を炙り出す。
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出産報道は誰のため?

「眞子さん、第一子を出産」

2025年5月、米国・ニューヨークに住む元皇族の小室眞子さんが無事に長男を出産したというニュースを『女性セブン』がスクープし、ワイドショーやスポーツ紙、そしてネットニュースが追いかけ一斉に報じられた。

「もっとも宮内庁は報道から8日後に第一子出産の発表はしたものの、性別や誕生日など詳しいことは明らかにしていません。それも当然で、眞子さんはすでに皇室籍を離れている一般人です。それでも日本のメディアは執拗に小室さん夫婦の動向を報じ続けてきました」(女性誌記者)

そして今回の出産報道である。

いずれの記事も出産の事実に触れる程度で、おおむね祝福ムードではあるのだが、中には「男児誕生が皇位継承問題に波紋」「天皇家との距離感が再燃」「秋篠宮家に再び火種」といった見出しも散見された。出産という本来プライベートな出来事が、政治問題や家系批判に直結するような報じられ方をされるという異常な状況は、日本のメディアではすでに当たり前の領域に達しているようだ。

たとえば『女性自身』は、「眞子さん、長男出産で秋篠宮家に波紋」という見出しを掲げ、《将来の皇位継承に“私生児”という論点が加わる》という一文まで掲載している。しかし、言うまでもなく眞子さんの長男は皇位継承権を一切有していない。皇籍を離れた元皇族の子どもは法律上まったくの民間人である。にもかかわらず、「私生児」という悪意あるワードを使った報道が公然とまかり通るのは、もはや「知る権利」を大きく逸脱した私生活への干渉であり、差別的な視線に他ならない。

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こうした報道は婚約当初から現在に至るまで延々と続いてきた。最初の盛り上がりは17年の婚約内定報道に端を発した小室家の金銭トラブルを巡るバッシングだ。火をつけたのは『週刊文春』の《小室圭さん“400万円借金トラブル”文書28枚全文と元婚約者の怒り》という記事で、小室氏の母親と元婚約者との私的トラブルを報じたもの。

記事は「皇族の婚約者としてふさわしいか」と論じていたのだが、これは私人である母親の問題を持ち出して、小室さんの人格や眞子さんの判断を否定するものだった。この報道を契機に小室さんへの誹謗中傷が激化し、眞子さんが会見で「複雑性PTSD」の症状を口にする事態となった。

マスコミは眞子さんが民間人となって以降も、「皇室行事から逃げた」「ニューヨーク暮らしは優遇の証」「小室さんNY州司法試験に不合格」といったバッシング報道を続けてきた。

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