・成績処理
・学年内の連絡調整
・教材の注文
・行事の準備
・掲示物の管理
・校務分掌の仕事
・明日の授業の準備
ちなみに「校務分掌」とは「誰かがやらないとならないことを役割分担して担当する仕事」という意味ですかね。これを飲食業に置き換えてみるとこうなります。
・売上処理
・店員たちの意見交換
・食材の注文
・貸切イベントの準備
・入り口前の黒板書き
・フロアの床掃除(当番)
・明日の仕込み
普通。超普通の仕事内容。
飲食業で言えば「客に飲食を提供する」といった本業以外にもこれだけの仕事があるのだから、「客(生徒)に学業を提供する」といった本業以外の事務仕事が教師にもあって然るべき。
「いやいや、問題は量! 事務仕事が多すぎて、まるで休めないんですよ!!」
他の仕事でも自分に課せられたタスクが多すぎると感じたなら、上司なり、会社なりにその旨を伝えて業務を減らしたり、人員を増やしたりする対策を講じてもらうのが普通。受け入れてもらえないなら労働組合を作って争えばいい……って、労組はすでにあるか。
日本の教員や学校職員による労働組合の連合体である『日本教職員組合』、略して「日教組」。旧社会党と共産党の支持団体であったが、共産党支持者たちが分裂して作られたのが『全日本教職員組合』、略して「全教」。この教員の2大労組である社会主義、共産主義の団体に個人の人権の話をしても、そりゃどうにもなりませんわな。残念!