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村上春樹作品の空虚さと人気を煽って商売する胡散臭い大人たち

社会
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 発売日のカウントダウンイベントの開催や、その様子をワイドショーが大きく取り上げ始めたのも、すべて『1Q84』が発端だ。

 実際、13年に発売された『多崎つくる』でも文藝春秋がまったく同じ宣伝戦略を採用し、その結果、この作品は『1Q84 BOOK3』を5日上回るスピードでミリオンを達成している。もちろん、今回の『騎士団長殺し』も同様だ。版元の新潮社は当初、書き下ろしの長編小説で全2巻という情報しか出さず、その後も発売日までタイトルと副題、背表紙のイメージ以外の情報をいっさい出さなかった。それにより、マスコミとファンがバカ騒ぎを繰り広げたのだ。

 つまり、村上春樹の小説というのは「作られたミリオンセラー」なのである。

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米国で酷評されている村上春樹

 しかし、いくら宣伝で売れていると指摘しても、おそらく春樹ファンは小説の面白さを主張するだろう。

 ハルキストには「村上春樹は偉大な作家」と真顔で語るおめでたい人たちもたくさんいる。

 しかも、いつもは人のことを批判しかしないマスコミや評論家たちも、村上春樹に関してはなぜかベタボメだ。また、仮に文芸評論家が春樹作品を批判しようと思っても、それを掲載してくれるメジャーな雑誌はどこにも存在しない。

 なかでも、新潮社と文藝春秋は村上春樹とつながりが深いだけに、天下の『週刊文春』でさえ、新作が出ると他社の本でも気持ち悪いほどヨイショしまくる。

 村上春樹は恐妻家で、私生活はもちろん、作品も夫人にコントロールされているのだが、新潮社や文藝春秋のベテラン編集者は夫人に高価な時計やハンドバッグをプレゼントして必死に取り入っているくらいだ。

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