本人は亡くなるまでこの疑惑を否定していたが、性的虐待の民事裁判は全欠席して敗訴が決定している。最初は擁護していたズールー・ネイションも、設立者である彼を解雇して疑惑を認めた形になった。80年代からバンバータのこの行為は周囲では公然の秘密で、被害者は数百人はいたのではないかと噂される。それを薄々知りながら、誰も止めたり糾弾する者はいなかった。
そう。調べるほどにまんまジャニー喜多川と一致するのである。まさかアフリカ・バンバータとジャニー喜多川が同じ引き出しの人間だとは想像してなかった。バンバータはジョン・ライドンやジェイムス・ブラウンとコラボをしていたが、ここに及んでジャニー喜多川とのコラボが実現したと言ってもよい。いや、良くない。
それにしても改めて思うのがおちんぽの業の深さである。
ジャニー喜多川がアメリカで衝撃を受けた本場のエンタテイメントを日本でも再現したいと思ったのは本当だろうし、バンバータがズールー・ネイションを立ち上げた崇高な志も本物だったのだろう。しかしふたりともおちんぽの欲求に負けてしまった。おちんぽ欲と仕事は絶対に分けなければいけない。それを一緒にして許されたのは、かつてハメ撮りホモビデオカメラマンとして活躍した私だけなのだ。
ジャニー喜多川:サムソン高橋連載1
松本人志:サムソン高橋連載6
大谷翔平:サムソン高橋連載7
頂き女子りりちゃん:サムソン高橋連載8
PROFILE:
サムソン高橋(さむそん・たかはし)
鳥取県出身。ゲイ雑誌『SAMSON』 編集部で編集者およびライターとして勤務し、同社の『SAMSON ViDEO』も制作。2002年に退社。その後はフリーライターとして活動。能町みね子と同棲生活をしている。主な著書に、『世界一周ホモのたび』(ぶんか社)シリーズ。
twitter:@samsontakahashi



