産経新聞はもう一人、様々な形で政治活動を行ってきた政治団体「新生民権党」代表の塚口洋佑も紹介しているが、塚口は反ロシア、反北朝鮮、反中国などを公言し「世界同時デモ日本代表者」を自称する人物。コロナ禍でもワクチンの危険性を訴える街宣を行うなどで知られている。
このほかにもれいわ支持の市民団体「風の吹くまま市民団体」、高校生ながら政治団体「新緑の風」の代表を務めるふじみおんし、政治活動家のくつざわ亮治、チャンネル桜、東雲家といった複数の個人・団体が参加、賛同しており、インターネットで流れている動画を見ると日の丸を掲げたり、憲法改正に反対するパネルを持っている人の姿なども確認できる。
「参加者の中には『100万人プロジェクト』というのぼりも確認できますが、彼らの主張は『財務省は在日朝鮮人にのっとられている』というもの。ハッキリ言ってデモの中心になっているのはかなり偏った思想や主義主張を持った人物、団体が多い。その一方で最近になってネットの情報を見てデモに参加しているのはごく普通の真面目な人たちが多い。今のところ右派や左派といった党派性は薄いようですが、今後はどうなるか分かりません」(前出・週刊誌記者)
デモにかかわる危うい人間たち
デモに関しては積極財政を主張する国民民主党や、消費税ゼロを提唱するれいわ新選組の山本太郎らも賛同の意を表明しており、その一方で右派の参政党の名前も出るなど、今後は減税や積極財政といったワードで協調する政党も増えそうだ。
それだけではない。前述したとおり今回のデモは、なぜかヒカルや元青汁王子といった人気ユーチューバーたちがこぞって取り上げ、大きな反響を呼んでいる。登録者数492万人を誇る人気ユーチューバー・ヒカルは「マスコミが財務省解体について報じないから代わりに僕が広めます」としてデモを取り上げており、この動画はわずか数日で260万回以上も再生されている。
また、そのヒカルを「彼は将来総理大臣になる器」と持ち上げた立花孝志、へずまりゅう、公認会計士で政治団体「政治家女子48」を立ち上げたさとうさおりなど、ネットで活動するキワモノたちもヒカルの尻馬に乗って今回のデモを取り上げ始めている。