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“ビジネスえせ保守”高市早苗が首相になっても何もできない理由

社会
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「麻生氏は、麻生派の43人の議員に対して、1回目の投票は自由でいいが、決選投票については当日様子を見てメールやラインで指示すると前日に麻生派議員に伝えていた。そして、決選投票に高市氏が残った上に党員票が圧倒的だったことから、ここは国会議員たちも自分を支えてくれている党員票に逆らえずに高市氏に投票するだろうと判断し『決選投票は高市』と麻生派内に指示を出した。要は勝ち馬に乗る判断をしたということ。それに麻生氏にしてみれば、もし小泉氏が勝ったら、その後見人の菅義偉元首相がキングメーカーとして今後も発言力を持つようになるので、それも防ぎたかった」(元閣僚)

また、もし小泉氏と林氏の決選投票になっていたら麻生氏はどうしたのか。  これについては麻生派の中堅議員がこう明かした。

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「小泉・林の決選投票になったら、麻生さんは小泉氏だと言っていた。なぜなら、林陣営のバックに旧宏池会(林氏の旧派閥)の領袖だった古賀誠元幹事長が付いていた。麻生さんと古賀さんはともに福岡で、一時は同じ宏池会にいたのに、途中で麻生さんが抜け、以来犬猿の仲。おまけにいま落選中で同じ福岡でこれまた麻生さんと対立してきた武田良太元総務相も、古賀さんと一緒に林氏を応援していた。麻生さんは、そんな林氏に勝たせてたまるかと、『絶対に林はノー』と言っていた」

また、麻生氏は裏で、茂木氏や小林氏とも話を詰めていて、決選投票は「小泉vs高市」になるが、その時はまとまって高市に入れようとしっかり打ち合わせていたと、この麻生派中堅議員は言う。

「3人がまとまれば議員票は合わせて120票になる。麻生さんにしてみれば、キングメーカーとしての存在感が残せる。高市さんも人事などで言うことは聞く。茂木さんも、もし小泉さんが総裁になったら世代交代で一丁上がりになってしまうから、小泉さんには入れたくない。小林さんも若手ライバルの小泉さんにはしたくない。3者の思惑が一致して、決選投票で大量の議員票が高市さんに流れたということだ」

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